『マタギの子作り』けいじろー
マタギと“ユーチューバー”という対極にある存在をバディにしている設定が秀逸。全体のテンポもよく、多少粗削りな点も含めてラストまで程よく転がして一気に読ませるパワーみなぎる作品でした。選考で有利に働いたのは、リアルに描かれている熊も含め、メインキャラクターが動いているところをもっと見たくなったという点。審査員全員が本作キャラクターの成長性とストーリーの発展性に良評価をつけ、見事、受賞となりました。
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『モンスターシスター』渋柿流太郎
迫力のあるコマ割、構図、セリフの配置といったテクニック的な点で高評価でした。ストーリー構成においても、クリーチャーアクションと姉妹のドラマをシンクロさせ、上手にまとめています。結果的に世代や性別を問わず、多くの読者が楽しめる作品となっていました。画は発展途上ですが、今後の伸びしろに大きく期待できると判断し、受賞となりました。
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『Life』日暮直輝
主人公の死神は普通のサラリーマン、しかも成約できない営業マンで守るべき家族もいる。家族を食わせなくてはいけないが、なんせ上手に売れない。その設定の妙と死神の悲哀に引き込まれました。コマ割含めてオフビートで展開していった点もテーマと相性良し。ラストまで読むとその意味に着地するタイトルも加点ポイントで、良作の作り手としての可能性を感じることができました。
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『孫の恩返し』海琉
本賞の趣旨にもっとも合致した作品でした。アクションシーンを含む全ページにおいて見栄えよく、シンプルにかっこいい! カットごとに“見せる画”に対するこだわりを感じることができました。ラストまで気持ちよく駆け抜けて、もっと続きを読みたいという気持ちにさせるという点において、全投稿作品の中で一番だったと言えます。伸びしろのあるキャラクターの背景を掘り下げたくなる名場面でした。
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『100万回ハグしたかった』本山はな奈
切ない恋愛をしっとりと描きつつも、ファンタジーとしての完成度が高く、秀逸な短編作品でした。告白や別れなど恋愛ドラマのエッセンスをバランスよく味わえ、爽やかな着地まで用意してくれるきめ細やかさ。ファンタジー展開の仕掛けとピュアなキャラクターの組み合わせもきちっとはまって、満場一致の、とにかく読んでみて欲しい1本です。
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両部門共通
第1回トムスラボ漫画大賞の開催にあたり、予想を大きく上回るたくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございました! 編集チーム全員で全作品を3日徹夜しつつ読み、議論をかわし、喧々諤々……熱い熱い選考会を行いました。結果的に大賞は該当作なしとなりましたが、受賞作品だけでなくご応募いただいた全作品に対して、IP原作としての様々な可能性を感じることができました。
この結果を受けて、さっそく第2回トムスラボ漫画大賞の開催を決定&開始いたしました! 私たちは今後もたくさんの作品、作家さんに出会いたい。そして一緒にIP創出、育成していきたいと思っていますので、是非是非ご応募いただけると嬉しいです!
第2回もみなさんの熱い応募、作品をお待ちしています!!