1975年、カンボジア–––14歳の僕は、最強2歳児の父親になった
ベトナム戦争が終結した2年後、1975年。ピュリッツァ賞を目指してカンボジアに乗り込んだ日本の少年ヒカル・コンデは、通信社に買ってもらえるような報道写真が撮れずにいた。森を彷徨っていたある日、反政府組織の一団に遭遇。そこで見たのは、彼らを一瞬にして葬り去る幼児の姿。初対面のヒカルを「ちゃん」と呼び、父親として慕う「プティ」という名の女児。戦時下のカンボジアで、血の繋がらない親子のサバイバルが始まる—。「世界の終わりの魔法使い」「ディエンビエンフー」で世界も注目する西島大介、待望の新シリーズ開幕。二人はまだ、お互いを知らない。
「コムニスムス」についてのお知らせ
「コムニスムス」は2024年9月末日をもって配信を終了しました。ご愛読いただき誠にありがとうございました。
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「西島先生には、レーベル立ち上げ当初よりお取引きを頂き、
編集部としましてもたいへんお世話になりました。感謝しております。
当レーベルでの取り扱いは終了いたしますが、ヒカルとプティの物語は続きます。
微力ではありますが「コムニスムス」という作品を世に出すお手伝いをしてきた現場として、
同作品および西島先生の今後ますますのご活躍をお祈りしております。
改めまして西島先生、関係者の方々、そしてなによりも
作品を楽しんで頂いた読者の皆様、誠にありがとうございました。
先生の次回作、プロジェクトにもご期待ください!」
(TMSLab編集部)